ThinkPad X280の購入時、レノボの直販でカスタマイズすると
45Wか65WのACアダプターの2種類から選択できる。
標準では45WのACアダプターが選択されている
65WのACアダプターを選択すると割高だが、充電時間が短縮
ただ、アダプター本体が大きく、重くなるのが欠点。
→ ThinkPad X280のACアダプタをカスタマイズ
ちなみにアダプタのワット数が違ってもX280自体の性能は変わりません。通常使用ならば、45Wで十分事足りる
10個や20個以上バスパワー対応のHDDやDVDドライブを接続するなど消費電力が異様に高くなる周辺機器のつなげ方をするなら別ですが・・・
45W 65W 充電時間・重量・サイズ一覧
ACアダプタ |
80% 充電 |
100% 充電 |
重量(本体+ケーブル) |
サイズ(横 縦 高さ) |
45W USB Type-C | 1時間20分 | 2時間11分 | 174g + 60g = 234g | 92×39×28mm |
65W USB Type-C | 1時間 | 1時間51分 | 230g + 60g = 290g | 107×46×28mm |
※すべて実測値
65Wより45W ACアダプタのほうが56g軽くて、27%コンパクト
充電時間は65Wが20分速い
どちらも手のひらサイズではある。
高さは同じ、横と縦は65Wが大きい。
ケーブルの長さを測ってみると
アダプタ本体から端子部分が172cm~176cm
分離するメガネケーブル(電源プラグ)が85cm
両方合わせると約257cm
65Wのほうが4cm長かったけど、購入時期が1年違うので、
製造時期で多少のケーブル長の誤差があるのかも。
事務所や自宅など、据え置きで使うのであれば、
45Wでも、65Wでも気にならない大きさと重さなので、
充電時間と価格を天秤にかけて決めるとよい。
事務所や営業所、自宅など、X280を使う場所が複数ある場合、
ACアダプタも拠点ごとに複数持っていると便利です。
→ Lenovo USB Type-C 45W ACアダプター(4X20M26255)
→ Lenovo USB Type-C 65W ACアダプター(4X20M26271)
45WのACアダプタを実際に持ち運んでみると、分離するメガネケーブルがカバン内でかさばる。
出先では以下で紹介するケーブル一体型のアダプタを使用してます。
出張・持ち運び専用
X280トラベルACアダプター
過去機種のX270以前には65WトラベルACアダプターなるものが存在していた。(スリムチップなのでX280には使えない。)
X280にもトラベルACアダプターと名前はついていないが
同じような持ち運びやすい45Wアダプターがあり、愛用中。
→ Lenovo USB C 45W ACアダプター(4X20E75131)
追記
現在はさらに小さく、ケーブルが取り外せる Lenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプター が発売されたのでこちらがおすすめ!
重量:176g
サイズ:横71mm×縦67mm×高さ28mm(実測値)
もとは、ThinkPad X1 Tabletに付属していたACアダプタですが、X280やX1 Carbon、T480sなど、USB Type-Cを電源端子にしてるThinkPadにも使える。
標準45Wアダプタより、ケーブルの長さが85cmほど短い約174cm
重量も58g軽い
出先で標準ACアダプタを使うとケーブルが長すぎて、取り回しに苦労するが、長さが短くてちょうど良い
新幹線のひじ掛け部分から給電。
狭い飛行機内でも
コンセントの距離が短いカフェやホテルの卓上からつなぐにはぴったり。
分離するメガネケーブルがなく、本体に電源プラグがついているため、カバンの中でかさばらない。
ケーブルと本体の付け根がしっかりしているのは純正ならでは。
やわらかいケーブルなので、
束ねやすく取り回しがしやすいのも気に入ってます。
出張・旅行時にはなくてはならないACアダプタ。
X280を頻繁に持ち運んで出先で使うなら、追加で購入するのがおすすめ。
→ Lenovo USB C 45W ACアダプター(4X20E75131)
追記:2019年現在、持ち運ぶならこちらできまり!
→ Lenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプター
従来機種との互換性なし
X280から電源端子が変わり、USB Type-Cからの給電となる。
過去機種のThnkPad X270、X260、X250、X240、X240s
4機種間で互換性があった角形長方形、スリムチップ端子のACアダプターは使えませんのでご注意ください。
ThinkPad X270のみUSB Type C端子が左側面中央部分に搭載されているので・・・
X280のACアダプタをX270で使うことは可能。
USB Type-C PD対応サードパーティー製も使えるが・・・
X280から電源に汎用性の高いUSB Type-C端子が採用。
サードパーティー(レノボ純正以外)のUSB Type-C PD(パワーデリバリ)対応の ACアダプタをamazonなどで購入することができる。
→ 45w USB Type-C ACアダプタ
純正アダプタの半分~3分の2程度。
耐久性や信頼性を気にせず、価格重視ならサードパーティ製は魅力。
ただケーブルの付け根が貧弱だったり、
ケーブルが細く安っぽっく束ねにくかったり、
充電時に本体が異様に熱くなったり・・・不安な部分もある。
いまのところ、長期で見るとやはり純正アダプタかなと。
14年以上ThinkPadを使っていますが、ACアダプタ関連のトラブルがなく、壊れたことがないのも信頼できる理由だったりする。
ACアダプタの重要性って、あまり認識されていない気がしますが・・・
安定的にThinkPadに電源を供給する必要がある超重要なPCパーツ。
電流が不安定だと、ThinkPad本体が故障する原因になったり、周辺機器を接続しつつCPUに100%負荷をかけて使ったときにいきなり電源の供給が止まることがあった。
もちろん、サードパーティーのアダプタがよくない。
選ばないほうがいいというわけではなく、
安く手軽に使えて便利だとは思います。
ただ、X280で使える=よいACアダプタ とはならず、
長く使うことを考えると良しあしが判別しにくい。
粗悪な電源ほど、長く使っていると電流が不安定になり
定格容量が落ちてきて壊れるなんてこともある。
2000円程度の違いなら、
純正を選んでおけば安心という個人的な考えです。
ちなみにレノボのイベントで聞いた話ですが、ThinkPadと名前がついた周辺機器などは動作や耐久性など、より検証されて世に出されてるのだとか。
「ThinkPadで動かないのは許されない」が共通認識のようで、過酷な状況で使われるビジネスPCならではなのかなと。
そんなこともあって、軽量・低価格にひかれて購入したサードパーティ製のACアダプタも持ってはいますが、今はThinkPadの純正アダプタを使ってます。
持ち運ぶのか、据え置きなのか、価格なのか
用途や予算に応じてACアダプタを選ぶとよいでしょう
→ Lenovo USB Type-C 45W ACアダプター(4X20M26255)
→ Lenovo USB Type-C 65W ACアダプター(4X20M26271)
旅行・出張時、出先で使うなら
→ Lenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプター(4X20V07881)